こんにちは
はまち戦車です
前回に引き続きデュエパーティーのデッキの紹介です
前回の内容を知らない方にわかるようざっくりあらすじを説明すると
デュエパのデッキ作るの大変で、サンプルリスト載せるから参考にしてちょ~~~~だい
みたいな感じです
↓前回のオーケストラ↓
https://hamachisensya.hatenablog.com/entry/2023/03/24/202504
今回はデッキの嗜好がガラッと変わります
紹介するパートナーは…
●《我我我ガイアール・ブランド》
はい、【赤単我我我】です
うわ~~、と思った方もいると思いますが、40枚の構築フォーマットと比べたら可愛いものです
なんせ、60枚のハイランダーなので、1コストのクリーチャーが全然デッキに入れることができない…
それに加えて相手のシールドは6×3の18枚あるので、勝ちきるのは結構難しいです
とはいえ、このデッキをパーティーゲームとして楽しめるかは別の問題です
【赤単我我我】はあくまで相手のやりたいことをさせる前に倒すのが前提のデッキなので嫌がる人もいます
普段プレイしている回りのプレイヤーに受け入れてもらえるか、一度考えてみる必要はありそうですね
ではどういった人にオススメなのかというと
ある程度デュエパーティーをやったことのあるプレイヤーにはオススメできると思います
何故そういう結論になったかというと
【赤単我我我】というデッキはヘイトをコントロールしやすいデッキだからです
ヘイトとは何ぞやという方もいると思います
ヘイトはカードゲーム用語で「敵対行為」「妨害行為」の意味を持ちます
多人数戦においては
・プレイヤーが狙っている度合い
・プレイヤーから狙われている度合い
を表す言葉として使われることもあります
デュエパーティーのような多人数戦のフォーマットをプレイしたことのある方ならなんとなく分かると思います
ざっくり説明すると
「このプレイヤーそろそろヤバい事やりそうだから、妨害・攻撃しておこう」
みたいな感じのことです
【赤単我我我】は他のプレイヤーよりも速く行動できるデッキなので、何回かやっていると
「強いことやろうとした奴から倒すから大人しくしといてね」
みたいな駆け引きが成立するようになります
デュエパーティーを経験したことのある面子だと、そういった駆け引きも楽しめると思います
そういった方は是非一度検討してください
あとこのデッキの良いところは価格が安いこと!!
デュエパーティーのデッキ追加で1つ作りたいな~~という方にもオススメです
ということでデッキの解説に移りたいと思います
①攻撃は4~5ターン目から!!
《我我我》のパートナーである最大の強みは毎ターン出し直せること!
毎ターン大量の打点で押し込めるのはデュエパーティーのルールならではの活用方法です
とはいえ、そう簡単にはいきません
準備としてクリーチャー展開しておかなければいけなかったり、毎ターンパートナーゾーンに戻るコストとしてマナが減っていくのも問題です
そういったことを考慮しながら構築をしていきます
まず何ターン目から《我我我》を出すのか?
大体5ターン目から、早くても4ターン目に出すのがセオリーです
40枚の構築と比べると遅いですが、3ターン目に《我我我》を射出すると、後で息切れを起こしてしまいます
そもそも1コストのクリーチャーが全然デッキに入れることができません
↑まともに機能しそうな1コストのクリーチャーはこのくらい
なので2、3、4ターン目にしっかり場面を整えてから、《我我我》を出した方が打点の伸びが良い
②採用するカードの役割
では実際にどんなカードを入れるのか
・1コストのクリーチャー
・手札を補充するクリーチャー
・メタクリーチャー
・コストの軽減するクリーチャー
・メタクリーチャーを除去できるクリーチャー
・場持ちの良いクリーチャー
・サブアタッカー
大体この辺りを入れておけばなんとかなります!
1コストのクリーチャーとサブアタッカーは代用カードが少ないですが、他のカードは結構適当で大丈夫です
・1コストのクリーチャー
前述した通りまともに機能する1コストのクリーチャーは少ないです
とはいえ4ターン目に《我我我》を射出する選択肢があった方が良いので可能な限り入れたいです
・手札を補充するクリーチャー
要はシールドを手札に加えるクリーチャー
1コストのクリーチャーを出すと打点の伸びは良くなりますが、息切れもしやすいです
それを緩和するクリーチャーという役割です
ロングゲームにも対応出来たりするので入れておいて損することは少ないと思います
《カンゴク入道》や《ギャラガ》は扱いに注意です
《ギャラガ》は任意効果ですがシールドを減らしすぎると後で苦しくなることがあります
・メタクリーチャー
一般的な踏み倒しメタに加え、デュエパーティーではマナ加速に対してメタを貼るのも有効です
相手の動きを妨害、止まっている相手は無視して他のプレイヤーから片付けてしまうのがセオリーです
他にも《我我我》の天敵、Gストライクをケアするカードも是非入れておきたいです
JOEやBADを持っているクリーチャーをはじめ《アインデッカー》や《マサト》なども有効です
・コストを軽減するクリーチャー
《トップギア》の汎用性高い効果から《コッコゲット》のような《我我我》にしか機能しないクリーチャーまで
マナに置くカードを減らせるということは、手札が1枚増えるということ
手札を補充するクリーチャーと役割は似ていますね
・メタクリーチャーを除去できるクリーチャー
メタクリーチャーは天敵です
デッキの中に処理する手段を入れておけば安心です
特に《“罰星怒”ブランド》は除去範囲が広く何度も使うことができるのでオススメです
汎用性の高い《とこしえの超人》や白単系のデッキに入っているメタクリーチャーを除去できるクリーチャーを中心に採用しましょう
・場持ちの良いクリーチャー
元のパワーが高いクリーチャーは勿論、バトル中に効果のあるクリーチャーや攻撃されないクリーチャーは場持ちが良いです
継続的に《我我我》の打点に貢献してくれます
・サブアタッカー
《フット“FNT”ジスタ》と《ソンクン》は必ずといって良いほど入れた方が良いカードです
段違いに出力が変わります
《“逆悪襲”ブランド》や《“轟轟轟”ブランド》はメタクリーチャーの処理にも貢献できるのが強みです
他にも《ブランド-MAX》や《ブランキー》のような4コスト以下で攻撃時に効果のあるクリーチャーは《我我我》との相性も良いのでオススメ
大体この辺りのカードを入れておけばなんとかなります
サンプルリストはこんな感じですが、入れたいカードや手持ちのカードを適当に入れてもデッキになります
③デッキの回し方について
前述しましたが、1~4ターン目まではしっかり溜めてクリーチャーを並べる
5ターン目から《我我我》を出して攻撃開始
ヤバそうな相手から順に倒していくのがセオリーです
序盤の滑り出しが好調な相手や、白単系の苦手な相手
青緑がパートナーに絡んでいると《ガイアッシュカイザー》が入っていることが多いのでそこから攻撃するのもアリです
ここで重要なのはしっかり1人ずつ倒すこと
基本的には同じプレイヤーにしか攻撃しません
その理由としては序盤はどうしても狙われてしまいます
なので3対1より2対1、2対1より1対1の状況を作ることが重要です
最大打点で攻撃し続けるのがセオリーです
セオリー外はどんな場合かというと
例えば相手の軽いコストのクリーチャーがいて殴り返しを警戒しないといけないとき
《我我我》で攻撃した後アンタップした状態で攻撃を終了することもあります
続いてSトリガーのケアですが
やらなくていいです!!
60枚のハイランダー構築なので何が入っているか全くわからないです
ですのでSトリガーは踏んだら仕方なしの心構えでいきます
ただし、Gストライクはどのデッキも入っていることが多いので、ケアできるときはしっかりケアしましょう
④まとめ
いかがだったでしょうか?
デッキとしてはとても安く組むことができるし、代用カードが多く作りやすいのが良いところです
オリジナルやアドバンスのような出力・速度は出ないにしても十分戦うことのできるデッキです
やることは基本的にクリーチャーを並べて殴る、と単調ですが
序盤の滑り出しが良い相手から順番に狙っていくので、相手としては他のプレイヤーより早く動きたくないというジレンマが発生します
その辺りの駆け引きを楽しむタイプのデッキですね
もっと深くまでプレイを追求すると、席順によって攻撃する相手の優先度が変わることがあったりもするので、実際にプレイしながら考えてみてください
結構奥の深いデッキタイプだと思うので是非一度作ってみてください
それでは