【2ブロック構築】赤緑tジョルネードバーンメア

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こんにちは

 

はまち戦車です

 

 

 

今回はジャッジエリア大会に出場した004の使用したデッキを一緒に考えたのでそちらを紹介します

 

まずジャッジエリア大会ということで2ブロックの構築になります

グランプリやエリア大会のような大型大会に向けたデッキを選択する際に重要なのはTier1を使う又はTier1に勝てる、有利がつくデッキを使うことだと考えています

これが前提となり当てはまらないデッキは選択肢から除外されます

 

では現状2ブロック環境のTier1は何か

ドッカンデイヤーやヨミジを使用したループデッキである

なのでこのデッキを使用する、又はこれに勝てるデッキを使用する必要があります

 

ドッカンデイヤーに勝てるデッキは何かという壁に当たります

これを解決するためにデッキ全体を見るのではなく、このカードを使用すれば勝てるという局所的なカードを見つけて、それを有用に運用できるデッキを選択することにしました

そのカードは…


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●ジェイ-SHOCKER

 

ショッカーで4を宣言することにより協力なGRクリーチャーを止めて、相手のGR召喚する効果を持つカードを制限する

これがドッカンデイヤーに対する回答の一つだと考え、ショッカーを運用しやすいデッキを構築することにしました

 

既存のデッキでショッカーを運用しやすいデッキはシータバーンメアだと考えていました

しかし水文明のカードが弱いのではないかという疑問にあたりました

その理由としては凄腕プロジューサーがあまり強くないのではないかという考えに至ったからです

 

カード単体としてはとても強いのですがメタゲームに噛み合わないのです

ドッカンデイヤーを意識した構築にするならば凄腕プロジューサーを手札からプレイするのでは遅すぎると思いました

先攻ならばともかく後攻であれば間に合わない場合の方が多い

さらに多色カードということもあり手札の事故にもなりやすいので再検討が必要でした

 

水文明をデッキに入れるメリットとして天啓もあげられますが間に合わないという同等の理由で再検討が必要です

 

ここで水文明にこだわる必要が無いということがわかったので赤緑で構築してみることにしました

 

バーンメアの構築をするときに目指すのは2、4、6のマナカーブ

又は灰になるほどヒートを絡めた4ターンバーンメア着地である

 

だが問題はそれができなかったときのサブプランである

エモGも強力ではあるがバーンメアと比べて火力が格段に落ちるし、GR召喚の施行回数も少なくショッカーにたどり着くには難しい

 

水文明が抜けた枠に新しい強力なサブプランを組み込むのが無難だ

必要なのは

・早期にGR召喚の施行回数が増やせるカード、又はパッケージ

その条件を満たしたカードを発見した


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●魔神轟怒”万軍投

 

2ターン目のブーストを絡めれば3ターン目に3回のGR召喚を行うことができる

相手の動きがそこまで早くないときは相手に合わせて2、4、6の動きも可能になる

さらにマグナと組み合わせてこのカードも採用した


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●ジョリー・ザ・ジョルネード

 

マグナで出したGRが弱かったとしてもさらに捲り直しが可能になったり、打点を伸ばすことができたりします

GRゾーンのカンちゃんやダンダルダとの相性も良いです

マグナとジョルネードのパッケージを取り入れたことにより早期段階でショッカーを場に出しやすくなりました


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●The ジョギラゴン・アバレガン

 

さらにGRゾーンにアバレガンを採用

これはジョルネードの10コストの条件を満たしやすくするだけでなく、ダンダルダのJトルネードでマグナをプレイしやすくするという目的があります

 

これらを踏まえてデッキを構築した

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イッコダスケイジは004が余程青魔導具に負けるのが嫌だったのかどうしてもということで積んだ

同時にバルガも見ることができるので良いカードではある

 

そして一際目立つ異物


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●CLIMAX-ARMOR!

 

凄腕プロジューサーが抜けたことによってトリガーが少なくなってしまった

代用できるトリガーカードを探していたところふと思い付いたのがこのカードだった

 

トリガーとしての除去性能は無いがGRゾーンからゼンノーを捲ることができればカウンターが可能

6コストをマナカーブの頂点としているので手打ちしても強いというメリットがあった

ダンダルダから追撃打点を用意できるのも魅力の一つである

(余談ではあるがアバレガンからクライマックスアーマーを捲ったらさぞ気持ち良いだろうという理由もある)

 

以上が試作赤緑t青バーンメアである

 

ちなみにこのデッキを作ったのは1/8

エリア大会の4日前である

カードショップに呼び出され、手持ちのカードでざっくり構築した割には良いデッキができたと思っていた

さらに洗練すれば良い構築になるだろう

 

その頃004はわたくしと一緒にいたらう君とデッキを組んでいる間ナイトリーグで遊んでいた

(またツタンメカーネンでLOしていた)

 

 

 

日は進んでエリア大会前日

 

わたくしは岡山駅前CSでこのデッキが通用するのか試そうとしていた

重点におくのはやはりドッカンデイヤー、ヨミジに勝てたかどうかになるだろう

 

そして004も同じ会場にいた

彼はまだどのデッキを使用するのか迷っていた

 

わたくしに出きることはバーンメアの構築を洗練させて彼の後押しをすることだけである

 

通常構築のCSだったので数枚入れ替えて望んだ

 

結果は5-1予選上がりで本戦1没

内ドッカンデイヤー、ヨミジとは4回対戦し、3-1だった

しっかりこちらの想定していたゲームを押し付ける形で勝つことができたので納得の結果だった

その他フリーで対戦していたが勝ち越しだったので仕上りとしては上々である

 

だが004はまだデッキ選択を迷っていた

彼を迷わせているデッキはバルガだった

バーンメアとバルガを対戦させたときにバルガが有利になるからだ

しかしドッカンデイヤー、ヨミジと各デッキを対戦させたときにより有利がつきやすいのはバーンメアだという結論をその時点では出していた

 

最大母数であるドッカンデイヤー、ヨミジに勝てるデッキを選択するべきだという後押しをして004はバーンメアを選択することにした

 

 

 

そしてその日の夜004とさらにデッキを洗練した

わたくしがCSで使用している間に問題がいくつか露になったからだ

 

その中心になったカードはクライマックスアーマーだった

 

クライマックスアーマーが入っていると6コストのカードが過剰に入っていて機能しづらいという問題が発生した

同時に自然文明のカードが少なく感じたので、クライマックスアーマーを自然文明のカードに変える必要があると考えた

 

いくつか選択肢はあったが結果、2種のカードを各2枚採用した


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●天体かんそ君


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●マン・オブ・すて~る

 

かんそくんは4コストのブースト枠でありながら後続カードの強化、ショッカーのトルネード元にもなる

 

まんおぶすてーるは純粋な自然のトリガー枠として最も優秀だと判断したからだ


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上記のカードに加えて更に超GRチャージャーを2コストブーストにするなど調整を加えて、このリストでエリア大会に望んだ

 

 

 

是非優勝して欲しいと願ってはいたが

大会結果は3-3で幕を閉じた

 

負けた試合の内2つは2コストブーストが引けなかったということ

もう1試合はラッキーナンバーから次ターンミッツァイルで負けということだった

 

2コストブーストは11枚採用していたのでこれを引けなかったのは仕方ないとわたくしは考える

これに納得ができないならば他のデッキを使うべきだ

 

もう1試合もパワーカードで押しきられた

ラッキーナンバーを上手く使われて負けた試合なので他のデッキを使っていても勝つのは難しいだろう

 

そしてエリア大会を制して優勝したのはドッカンデイヤー

全体としてもドッカンデイヤー、ヨミジが多かったという話を聞いている

以上を踏まえて004はバーンメアのデッキを選択したことは間違いではなかったといってくれた

 

デッキを勧めた立場なので、大会で結果を残せなかったことはどうしても心残りだったのでそれが救われたような気持ちだった

 

普段は自分で構築したデッキを特定の人に勧めたり、デッキをシェアしようと持ちかけたりすることはしない

それは相手にその気は無くても、そのデッキを勧めた自分にも責任があると考えてしまうからだ

普段のCSならともかく、大型大会ではその気持ちも大きくなる

 

大体そういうときのわたくしは大型大会にクソ地雷を持ち込もうとするので、そんなデッキを人に進めようとは思えない

 

しかし今回は違った

バーンメアというしっかりとした環境デッキだったこと

マグナという環境に合ったカードを見つけ出せたこと

勧める相手が004だったこと

こういった諸々理由があって人に自信のあるデッキを勧めることができた

 

こういった機会をくれた、勧めたデッキを使ってくれた004には感謝しています

 

 

 

 

 

さてお涙頂戴はこのあたりまでにしておきまして

 

エリア大会後004からこんな一文が送られて来た

 

「どら息子っていう選択肢があったらしい」

 

そう、ここからはわたくし達が見えなかったデッキ構築についての話です

 

 

 


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●ドンドド・ドラ息子

 

確かに2、4、6のマナカーブも阻害することもなく山を掘り進めることもできる

その上で4コストのジョーカーズなのでショッカーのJトルネードにも利用できる

 

とても相性の良いカードだった

 

ならばどら息子をどの枠に入れるか

カードの役割としてはかんそくんが当てはまるが色としての役割があるので安直にそのまま変えるというのは違うような気がした

 

ならば他の役割被りしそうなカードは何か

 

私はジョルネードだと考えた

 

その理由としては

主にジョルネードはマグナと組み合わせて使うために採用されていた

そのため水文明のカードはジョルネードしか採用しておらず、手札からコストを正規に払ってプレイするのは難しいです

 

なのでマグナをプレイしたときにGR召喚の回数を稼ぐためにセットで持っているプレイをよく行います

ですがマグナを4コストでプレイした場合、手札を1枚失っているので抱えておけるカードは少ないです

2ターン目ブースト、3ターン目マグナの最速の動きをしたとして先攻残1枚、後攻残2枚です

 

そこに残しておくカードがジョルネードではなくどら息子だったらどうだろうか

 

GRの回数が増えるわけではないがショッカーがバトルゾーンに出たときのバリューが高くなる

でなかったとしても後続を探しにいくことができる

 

そもそも2ターン目ブースト後の3ターン目の動きに選択肢が増えるため相手の動きが余程早くなければマグナではなく、どら息子で良い

 

この理由からジョルネードではなくどら息子にしておく方がよかったのではないかと考えた

 

その後ツイッターを眺めていると同じようにマグナをバーンメアに採用し、どら息子も入っている構築を見つけた

 

どら息子にたどり着けなかったのは悔しかったし、知っていればもっと良い構築ができたかもしれない、もっと時間をかけて構築していれば気づけたかもしれない

まあ、色々悔やんでも仕方がないので

もしどら息子の存在を知れていれば、自分が同じエリアに出たとしたらという想定で再度組み直してみた


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私はイッコダスケイジは青魔導具割り切りで全抜き

ここは好みが出るところだと思う

かんそくんはどら息子が入ったので役割被りで抜いてジョルネード2枚残し

まんおぶすてーる4枚ジョルネード1枚とかなり悩んだ

 

この構築にしてから1回も試したことはないが、以前のコンセプトを残しながら構築したら、こんな感じになるのではないかと思った

 

 

 

以上で今回の反省終わりです

 

 

 

最後になりますが

今回のジャッジエリア大会で優勝された畳さん

おめでとうございます

 

一緒に構築を考えたくれたらう君ありがとう

 

そして考えたデッキを使ってくれた004ありがとう

 

 

 

また来週のクソデッキでお会いしましょう

 

 

 

 

 

おしまい